「No.16 タバコに別れを告げて…」掲載しました。
2018/03/01
こんにちは。
事務長のAです。44歳既婚。子ども3人、全員男の子です。
タイトルにもある様に「ワタシ、タバコ、ヤメマシタ」
カタカナにしている意味は特にありませんが、とにかくタバコをやめて約2年が経ちました。
なぜ私がタバコをやめたのか?それは居たたまれなくなったからです。
家庭ではもちろんですが、職場でもそうでした。私がこの診療所に来たのは、2016年2月。それまでは川崎区の病院に勤務していました。もちろん、病院ですから院内は禁煙ですし、敷地内でも喫煙をするスペースはありません。タバコを吸いたくなったら近くの喫煙スペースに行っていました。
そして、久地診療所への異動…。久地診療所ももちろん院内・敷地内はもちろん禁煙ですし、なによりも「禁煙支援医療機関」であり医療保険で禁煙治療をできるように厚生労働省に届出をしている診療所だったのです。
私が異動してきたときの診療所職員は20名ほど、その内の喫煙者は私ともう一人だけ。異動した直後も休憩時間に近くの喫煙スペースに行くことは変わらなかったのですが、そのあとが違いました。
喫煙後、自分のデスクに戻ると隣の方から「クサイ…」の一言。院内ですれ違う方にも「クサイ…」私の気持ちはどんどんと小さくなっていったのでした。
そして、私は診療所の受付へ…。禁煙外来を予約したのでした。
私はニコチン依存度も高かったため、飲み薬での禁煙治療を選択しました。治療期間は約3か月間、その間に5回の診察と投薬治療です。最初の1週間は少量の薬を服用しながら、我慢できなくなったときはタバコを吸っても良いというものでした。実際に薬を服用し始めると「タバコを吸いたい」という気持ちはなくなるのですが、今までの癖というか習慣というかで、タバコが吸うことがありましたが本数は確実に減っていきました。
そして、本格的な服薬治療へ…。
2週間目からは薬を増量し、朝と寝る前の2回の服薬。ここからは完全に喫煙禁止!
最初の時期は少し辛かったです。薬の副作用だと思いますが、吐き気などがありましたし、寝ているときに悪い夢をみて目が覚めてしまうことも…。そのせいもあって、医師と相談して薬を飲む回数を調整したりもしました。
「本当にやめられるかな?」とずっと考えながら3カ月が過ぎ、最後の診察で禁煙治療終了。担当のO医師(とってもキュート女性医師)から「卒煙」の賞状をいただきました。
44歳で20年以上の喫煙歴があった私がタバコをやめることが出来ました。最初は不安もあったし、「また吸ってしまうのかな」とタバコをやめた後も考えることもありました。夜寝ているとタバコを吸っている夢を見て、飛び起きてしまうこともしばしば。それでもあれから約2年が経ったのです。この間もお酒の席などでタバコを吸われる方とご一緒しますが、タバコを吸いたくなったことはありませんでした。
私自身はタバコをやめての自分自身の体調の変化はあまり感じていないのですが、人に迷惑をかけなくなったことが一番良かったことなのかなと思っています。特に奥さんや子どもたちに。
もう一つは経済効果でしょうか。タバコ自体を買わないのでそれも節約になりますが、タバコを買いにコンビニに行かなくなったので、余計なものも買わなくなりました。コンビニに行く回数が極端に減りました。もしかしたら、他にもいいことはあるかもしれません。一番は健康なのでしょうが…。
皆さんもチャレンジしてみてはどうでしょうか?
最後に余談。 私が久地診療所に異動してきた頃、もう1人の喫煙者がいたと書きましたが、その方も私の後を追うように禁煙外来を受診。もう1人のキュートな女性医師が主治医。そして禁煙成功!
ちなみに久地診療所の所長は男性医師です…。お話しはこのくらいにしておきましょう。
事務長 H・A